【SVシーズン11】フロル展開キバガモス【最終レート2014/359位】

SVシーズン11(レギュE:DLC前期)で使用した構築を紹介します。
展開構築を握っていました。

レンタルIDもあるので是非最後までご覧ください。 (12/5追記:削除しました。)





構築の概要

ステロ展開から令和のウルガパルを通す。

シーズン序盤から今期は展開構築を使おうと考えていました。対面構築はじゃんけん要素が以前より増え、受けは依然安定しないと考えたためです。

中盤まではアグロの毒菱構築を使っていました。しかし上手い人のカイリューサーフゴーに勝てずこのまま終盤を迎えたくなかったため、カイリューサーフゴーの並びに強い基本選出を作ることにしました。

まず積みエースとしてアッキウルガモスを選択しました。単純に積んだ時のパワーが高く、炎1Wとはいえ広い範囲を見られるためです。

ウルガモスを使うにあたりウルガモス+パルシェン(通称ウルガパル)の並びを思い出し、物理に強い積みエースとしてSブーストイダイナキバを採用しました。

勿論パルシェンも考えましたが、環境にいる多くの物理ポケモンから抜群技を受けてしまい行動保証が不十分と判断しました。

次に積みエースを生かすため初手置きできるポケモンとして以下の要素を満たす最速襷キラフロルを採用しました。

  1. ステルスロック持ち
  2. 相手にステルスロックを撒かせない(今回はキラースピン)
  3. 行動保証がある
  4. ラスタルを必要としない

3の行動保証について補足。相手が速い水ウーラオスだと水流連打でワンパンされてしまいますが、初手スカーフ水ウーラオスはキラフロルの草テラスを嫌って蜻蛉返りから入ってくるケースが多々ありますし、S判定できてかつ毒菱が撒けていれば最低限の仕事は出来ていると判断しました。

ここまでが基本選出です。


残りの3体で穴を埋めていくことにしました。

まずはチオンジェン。見た目だけで採用しました。積みを無効化してくるヘイラッシャを始めとした強い受け駒はキバガモスを通す上で厄介ですが、チオンジェンが選出画面にいるだけで出されにくくなることを期待しました。

基本的に出すつもりはないですが、受けループに当たったときに即勝ちにできるよう型を調整しました。

次にラムカイリュー。これは第3の積みエースとして、基本選出では厳しい搦め手勢に出すためのポケモンとして採用したのでラムアンコ型です。

最後に黒いヘドロテツノドクガ。ここにはキョジオーン軸に勝てるポケモンが欲しかったのですが(チオンジェンだと裏の炎オーガポンに勝てない)、知人から毒テラス身代わり型でキョジオーン軸にそこそこ有利を取れると教えてもらい、見た目上チオンドクガの並びを作れるのも魅力の一つだったため採用しました。

個体紹介

キラフロル

ほとんどの試合で初手に置きました。

ステルスロック+ステルスロック除去ができるポケモンは少なく、その中でも1番優れた性能を持つと思っています。

技は採用理由からステルスロックとキラースピンは確定、残りは最大火力のヘドロウェーブと補完に優れただいちのちからです。

タイプ補完の面からテラスタルを後発のポケモンに残したいため、テラスタイプはボックスにいた草です。一度も切りませんでした。

使っていく中で初手イダイナキバの可能性だったり、他の型の存在によってキラフロルが刺さることもありました。しかしながら初手にハバタクカミなどが来て裏にまで負担をかけられてしまうことがしばしばあり、それに対する解答を用意しておくのがキラフロル構築を使う上で重要なのだと再認識しました。

ウルガモス

B↑ウルガモスの凶悪さを買って使ってみることにしました。構築の組み始め。

努力値はSが1蝶舞後に最速135族抜ける調整で、残りHBです。

ラオスを始めとした多くのポケモンに対して積めるよう水テラスにしました。対オーガポンは厳しいですが、炎ポンであれば基本的にテラスタルを切らせられるので裏のイダイナキバで簡単に倒すことができます。

アッキのみとあわせてスケショカイリューに抗っていけるのはとても強かったです。

また、無テラ暁ガチクマに対しても蝶舞から入ることで起点にできます。

鬼火の枠はテラバーストと迷いましたが、ウーラオスカイリューに安定するのと、2番手として投げたときに裏のサポートにもつながるため便利で使い続けました。

イダイナキバ

特性こだいかっせいでSが上がる調整です。物理環境なのでDではなくHにたくさん努力値を割きました。

テラスタイプはフェアリーを半減できるタイプの中で元タイプと一番相性の良い鋼としました。

物理に強い高速積みアタッカーで、かつ格闘打点があるのが魅力的でした。暁ガチグマやアーマーガアなど、インファイトを持っていることで戦いやすくなる相手が多いのはもちろん、地震インファイトのメリット・デメリットをうまく使い分けることで抜き性能が高まります。

回復手段がないこともあって積むか目の前を落とすかの判断が重要で、S4でイダイナキバを使っていた経験が生きました。

カイリュー

第3の積みエース枠。搦め手を潰せるようアンコールを持たせ、火力が高い飛テラバ+地震型にしました。

相手にステロが入ったカイリューミラーにおいて竜舞から入ることで、相手が鋼スケショ型だったときに悪くても同速勝負に持っていけるよう最速です。

カバルドンエンペルトといった欠伸勢を始めとした搦め手持ちに積極的に投げました。テラスタルを切らないと戦えないので、他のポケモンがテラスタルを欲しくならないよう選出段階から考える必要がありました。

チオンジェン

見た目枠+受けル対策枠。

ヘイラッシャとピン採用のキョジオーンを抑制するためのポケモンです。

元々は受けルにしか出すつもりがありませんでしたが、ブラッキー+水オーガポンの並びに対しても1勝を取ってきてくれました。

テツノドクガ

キョジオーン軸対策枠。

呪いキョジオーンや鉄壁キョジオーンが増え、物理での対策が難しくなったため特殊方面で崩せる駒として採用しました。

努力値はキョジオーンと良く組まれる炎オーガポンのSライン抜きです。準速悪ウーラオスも抜いています。

3Wにすることで取り巻きや複数のテラス候補に対応することができます。

選出

・基本選出:キラフロル・ウルガモス・イダイナキバ

キバガモス通せそうならこれ。搦め手持ちが厄介ならキバガモスのどちらかをカイリューと変更。

・対キョジオーン軸:キラフロル・テツノドクガ・チオンジェン

テツノドクガのみがわりにテツノツツミをあわせられた際、アンコール読みで引いて試合が繋がるチオンジェンを裏に置いていました。

・対受けループ:チオンジェン・ウルガモス@1

所感

最終的に炎2枚、毒2枚、(見た目上)ステロ解除2枚という面白い並びになりました。特にドクガガモスは結構おしゃれで気に入っています。

今シーズンは学業が忙しくてなかなか時間を取れず、週末に潜るだけになっていましたがなんとかレート2000を達成できて嬉しいです。因むと2000乗ったシーズンの中で一番試合数が少なかったです。嬉しい気持ちもありますがもっと時間が欲しい気持ちのほうが大きい。

来月も時間作って潜る予定なのでもしマッチングしたらその時はお手柔らかにお願いします。お互い頑張りましょう!

レンタルチーム

1か月は公開する予定です。

レンタルID: 35TJB7

(12/5追記:削除しました。)

おわりに

構築紹介は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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