SVシーズン15(レギュF)で使用した構築を紹介します。最終レート2018.425で327位でした。
構築の概要
単体性能の高い6匹をうまくまとめる
今期は中盤から潜り始め、面白いところで言うとオニシズクモ入りのネットパやその他いろいろな構築を使っていましたが、久しぶりにずっと1500~1700をうろうろするシーズンでした。
使っていて楽しいという条件の上で、何かレートが上がる構築はないものかと脳内会議を開いたところ、単体性能が破格と感じているポケモンのみで構成しそれらを強い型で使ってみてはどうかという結論が出たので組むことにしました。
具体的にカイリュー・ハバタクカミ・赫月ガチグマ・タケルライコの4匹はスペックで他と一線を画すと考えているため、迷いなく採用しました。
残り2枠のうち1枠目には、ステルスロックを撒けるようにしたほうが立ち回りの幅が広がると思ったので、赫月ガチグマの地面タイプと被らない中で一番強そうなブリジュラスを採用しました。
最後に見た目上襷が余りそうだったことと、パーティパワーを高める上で襷は採用したいと思い、襷枠で一番評価しているパオジアンを採用しました。
型についてもここに記したほうがわかりやすいので続けます。
次に中身を決めていきました。使ってもいい(パワーが高いと思っているかつ強く使える自信がある)型はそれぞれ以下の通りです。
ハバタクカミ:
眼鏡・挑発BSブースト・瞑想ブースト赫月ガチグマ:欠伸持ち(残飯・お盆)
タケルライコ:瞑想持ち(残飯・ブースト)
ブリジュラス:ステロ前提として、吠えるジャポ・イバン
パオジアン:襷前提として、氷柱零度不意+各種テラバor最速霊テラ聖剣
6匹の並び的に入りえないという型には横線を引きました。最終的に採用した型が太字です。
さて、持ち物争いが起こっているので平和主義を掲げてうまく分配しましょう。この問題はすぐに解決できそうですね。まずブースト枠はハバタクカミ。また、タケルライコを瞑想で採用したいことからも挑発@1の技構成で確定です。
次にタケルライコが残飯を持つことに決定。同時に赫月ガチグマがお盆を持つことに決定。
これらを踏まえると、選出は初手枠がブリジュラスorパオジアン、中継ぎ枠がハバタクカミor赫月ガチグマ、エース枠がカイリューorタケルライコとするのが動きとして強そうです。
ここからカイリューにはタケルライコを出しにくい補助技による受けベースを破壊できるよう粉身代わりの舞飛テラバ型に、パオジアンにはカイリューにテラスを譲れるようにというのもそうですし初手ブリジュラスにも対応できるよう霊テラ聖剣型にしました。
ハバタクカミの技スペ@1にはラス1が積む盤面を作れるよう電磁波を採用しました。あまえるはウーラオスの確定急所やクリアチャームカイリュー、オーガポンの蔦棍棒急所など多くの場面で壊されやすいと思い採用を見送りました。
ブリジュラスは始めにジャポで試してしっくり来たのでそのまま続投しました。
単体性能としてはキョジオーンを高く評価しているため採用したかったのですが、並び上強い型で採用した際に選出をする機会がなさそうだったことと、 他で残飯を欲しがるポケモンたちを横目に残飯を持たせるのは心が痛むだろうと思い 少なくとも誰かしらのパワーを落としかねないのでやめました。
各ポケモンの思い出(雑)
ブリジュラス:氷柱で半分くらい怯んだ。流星全部当てたのは偉い。吠える持っているのもめちゃめちゃ偉い。途中まで間違えてミラコじゃなくてメタバにしていて面倒だから変えていなかったけれどレートが上がってきたのでちゃんと変えた。ステロと殴りの見極めが難しかった。イバンも食べてほしい。テラスタルは一度も切るつもりなかったし切っていない。野生のまま。
パオジアン:アシレーヌとハッサムに対して投げなければ強かった。相手にテラスタルを切らせる力が強く、試合を組み立てる上で役に立った。この感覚は来シーズン以降の構築作成にも生きると思う。採用して正解。
ハバタクカミ:無難。挑発は裏で詰めるにあたりかなり偉かった。テラスタルは一度も切っていない。
赫月ガチグマ:思ったよりハバタクカミのムーンフォースが入るなというとき、大体画面見てなくてブーストと思い込んでいるだけの眼鏡だった。でもブーストなのにそのくらいダメージ食らった時もあった。たぶん急所じゃないのに、なんでだろう。欠伸だけでなくブラッドムーンをきちんと打つことで強さを発揮するポケモンだった。中継ぎの役割として真空波は偉かった。初手投げしても強い性能のポケモンだが結局初手には出さなかった。
カイリュー:それぞれ2回の粉試行回数で負け試合を2つ拾った。タケルライコなど飛行半減ポケモンが意外といて選出するのが難しかった。欠伸ガチグマは打点がブラムしかないことが多いので、身代わりを絡めて起点にできるのは使っていて良かった。ハイボ持ちはまずいがあんまり当たらなかった。ある試合ではエルフ入りに対してエルフを出していないと思い舞ったところ着地され、負けたと思ったがアンコ持っていなくてなんか勝った。
タケルライコ:カイリューより強いと思うからたくさん出した。宿り木再生オーガポンに2回負けた。技マシン買うのが面倒で最初は放電だったが10万のリーチが長いので途中でちゃんと変えた。数回で麻痺らせられれば勝ちの試合が1回だけあったが基本的にはこっちで良いと思う。虫テラスは見た目が面白かった。結構地面を半減する機会があって良かった。
選出
{パオジアンorブリジュラス} + {ハバタクカミor赫月ガチグマ} + {カイリューorタケルライコ}
9割これです。ラス1枠にはなるべくタケルライコを投げるようにしていました。カイリューを出すときはテラスタルを絶対に残す必要があるので、中継ぎはほとんどハバタクカミでした。カイリューもタケルライコも投げられないときはブリジュラス+赫月ガチグマ+パオジアンなどと投げたりしました。
所感
昨シーズンをまるまるダブルに費やしたことから実質レギュF初参戦ではあったので、全く勝てなくて驚きました。
5日前はレート1500だったし、2日前はレートいくつかわからないけれど15000位だったのですが、この構築を使い始めてから目標としていたレート2000を達成することができました。レギュレーションごとに最低限納得できる結果を出したいと思っていたので、素直に嬉しいです。
コンセプトに課す条件から使っていて楽しいのはそうなのですが、あまり構築を強いと思って使えていないので節目のタイミングでブログに起こすことにしました。
今期の残りはまだ0戦のダブルを遊ぼうと思います。
証拠:
おわりに
構築紹介は以上となります。
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